地震で猫が逃げた… 探すべき『意外な場所』に反響
動物は、なんらかの恐怖や危機を感じた際、その刺激から逃げようと行動する傾向があります。
特に猫は地震などの大きな揺れを感じると、その場からすぐに逃げ出そうとすることが多いようです。
猫を探す時は『遠く』ではなく…?
2021年2月13日の夜、宮城県と福島県で最大震度6強を観測する地震が発生。ネット上では、地震によってパニックとなり、愛猫が姿を消してしまったという報告が相次いでいます。
獣医師のにゃんとす(@nyantostos)さんは、Twitterへ猫を探す際のポイントを投稿。
猫を探したいけれど、どこから探したらよいか分からず途方に暮れる飼い主へ知ってほしいポイントがこちらです。
・1週間以内は、半径500m以内を徹底的に探すようにしてください。
・完全室内飼いの猫は、家の近くに隠れている可能性が非常に高いです。
・探す時は猫が隠れそうな茂み、車や物置の下や室外機周辺を探しましょう。
・屋根や木の上などにも、目を向けてください。
・探す時間は、早朝もしくは夕方から夜にかけてがいいでしょう。
・警察や保健所、動物愛護センターへ連絡を入れましょう。
地震で猫が脱走してしまった...というツイートを見ました。猫の探し方のポイントです。1週間以内は半径500m以内を徹底的に探すようにしてください。特に完全室内飼いの猫ちゃんは発見場所の中央値が39mと、家の近くに隠れている可能性が非常に高いです。
探す時は猫が隠れそうな茂み、車や物置の下や→ pic.twitter.com/uVVnUoSJnw— 獣医にゃんとすねこ本執筆中✏️ (@nyantostos) February 14, 2021
猫を探す時に、遠方まで行く人も多いですが、投稿者さんによると「1週間経過していなければ、自宅から半径500m以内にいる可能性が高い」といいます。
また、万が一猫を保護した人が保健所などへ連絡ができるように、ポスターやチラシで呼びかけることも、とても大事だとか。
ネット上では、投稿者さんのアドバイスに「参考にします」「うちの猫も、案外家の近くで見つかりました」などの声が寄せられました。
大切な家族が姿を消してしまうのは、本当に心配なもの。迷子猫たちが1日でも早くもとの家へ帰れるよう、正しい探し方を覚えておきたいものですね。
投稿者さんは、飼い主に向けた猫の有益な情報をブログ上でも発信しています。興味のある人はぜひのぞいてみてください!
げぼくの教科書
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地震で猫が脱走してしまった...というツイートを見ました。猫の探し方のポイントです。
1週間以内は半径500m以内を徹底的に探すようにしてください。特に完全室内飼いの猫ちゃんは発見場所の中央値が39mと、家の近くに隠れている可能性が非常に高いです。探す時は猫が隠れそうな茂み、車や物置の下や→ pic.twitter.com/uVVnUoSJnw— 獣医にゃんとすねこ本執筆中✏️ (@nyantostos) February 14, 2021
室外機周辺を注意深く探しましょう。驚いた猫は上に登る習性があるので、屋根や木の上などにも目を向けてください。大好きなおやつをふりながら探すのも良いです。また、猫は隠れ家を好みます。ダンボールに入口の穴を開けた隠れ家をつくり、中にお気に入りの毛布やクッションを入れて、おうちの近く→
— 獣医にゃんとすねこ本執筆中✏️ (@nyantostos) February 14, 2021
に置いておくのも効果的です。また猫の習性を考えると探す時間は早朝もしくは夕方から夜にかけてが良いでしょう。
猫は目が光るので案外暗い方が見つかりやすい場合もあります。同時に警察・保健所にも連絡を入れましょう。休日は保健所や動物愛護センターは電話がつながらないことがあるので→— 獣医にゃんとすねこ本執筆中✏️ (@nyantostos) February 14, 2021
明日忘れずに電話しましょう。一方で、多くの人は保健所=殺処分のイメージがあり、保護してくれた人が保健所等に連絡していないケースもあるので、ポスターやチラシで呼びかけることもとても大事です。
— 獣医にゃんとすねこ本執筆中✏️ (@nyantostos) February 14, 2021
すべての猫が家族のもとに帰れるように、拡散よろしくお願いします。
[文・構成/grape編集部]