2021年4月27日 17:27
障がい者を助ける『透明マスク』に称賛の声 「素晴らしい発想」「これは助かる!」
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行によって、マスクは私たちの生活により重要な物となりました。
これまでは主にインフルエンザが流行する冬や、花粉が飛ぶ春に使用されていましたが、飛沫感染を防ぐため1年を通して着用している人がほとんどです。
しかしマスクを着用していると、いろいろと不便なことも。『ニュー・ノーマル』の生活に慣れるには、まだ時間がかかるでしょう。
ユニ・チャームの、障がい者にも優しい『顔が見えるマスク』に反響
2021年4月27日、衛生用品メーカーであるユニ・チャーム株式会社が、画期的なマスクの受注販売を開始しました。
マスクを着用していても口元や顔の表情が視認できる『unicharm顔がみえマスク』です。
口元の部分が透ける素材になっているため、着用している人の表情や口の動きが相手に見える仕組みになっています。
マスクの問題点として、顔の下半分が隠れてしまうこと。
表情が見えづらいだけでなく、口の動きからも言葉を読み取る聴覚障がい者は日常生活に支障をきたしていたのです。
この『顔がみえマスク』は、マスク生活によってコミュニケーションが困難になっている聴覚障がいがある人や、言語障がいのある人などのため、開発されました。