散歩中にパニック症状を起こした自閉症の男の子 すると通りがかりの男性が…?
自閉症をもつ子供は何かをきっかけに泣いたり、叫んだり、暴れたりするパニック症状を起こすことがあります。
5歳のルディくんは散歩が大好きな男の子。自閉症をもっているルディくんは振り返って、後戻りすることが嫌いで、その行動がパニック症状の引き金になることがあるといいます。
そのため母親のナタリーさんは、散歩中に方向を変える時は出来るだけ緩い円を描くように歩くなどしていました。
パニック症状を起こした少年を見た男性は?
ある日、親子はルディくんのお気に入りの海沿いを散歩していました。ただこの道はどうしても引き返さなければならなかったのです。
そして、ルディくんはパニック症状を起こしてしまいます。
落ち着きを失ったルディくんをなだめることには慣れているナタリーさんですが、この日の彼は手が付けられず、母親を叩くほど暴力的になっていました。
そのままルディくんのパニック症状は1時間以上続き、ナタリーさんは通りかかった人たちから冷たい視線や非難の言葉を浴びせられたのだそう。
すると困り果てたナタリーさんに1人の男性が近付いてきて「大丈夫ですか?」と声をかけます。
ナタリーさんはイアンさんという男性に「この子は自閉症なので、あまり理解ができないんです」