くらし情報『慶應卒業生・はあちゅう明かす「大学内ヒエラルキー」の真相』

慶應卒業生・はあちゅう明かす「大学内ヒエラルキー」の真相

慶應卒業生・はあちゅう明かす「大学内ヒエラルキー」の真相


「ほんとは三田にある慶應義塾女子高校(慶應女子)に入りたかったんですが、試験の結果は補欠の20番で、泣く泣くSFCに入学することに。でも、公立の中学から入学した私には、藤沢でも驚きの連続でした」

そう話すのは、慶應義塾湘南藤沢高等部(SFC)のから三田キャンパスの法学部に進学し、大学在学中から人気ブロガーとして注目を集めていた、はあちゅうさん(32)。

「高校生ながらにしてプロテニスプレーヤー、ピアニストになっているような異能の人たちに遭遇して、こんな世界があるんだって。なんだか恐れ多くて友達もできず、休み時間にはいつも図書館にひきこもっていたくらいです」

こうしたヒエラルキーは慶應にはつきもの。三田と藤沢の間にも厳然たる“壁”があった。

「電車とかで慶應女子と一緒になると、なまじ制服が似ているものですから、他校生から『あっちはなんちゃってだよ』なんて陰口をたたかれたりして。それに藤沢キャンパスは養豚場が近く、あちこちでミミズが死んでいるような田舎でしたから」

高校3年間で、ひたすら三田に対するあこがれが募ったはあちゅうさんは、大学は藤沢ではなく、三田の学部に進学した。

「ところが、大学に入ったら入ったで今度は三田の中でのヒエラルキーが存在していました。

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