2018年10月27日 11:00
永六輔さん“介護ピンチ”を乗り越えた家族のチームワーク
「母も息を引き取った、同じリビングで。私より一歩遅れて入ってきた次男が声を上げて泣いていました。『こんなに泣いてくれるなんて』と感動したくらいで、私としては急なことで、あっけにとられていたという状態です。本当に寂しい気持ちになるのは、1年、2年たったころからでした」
いまでも家族で集まって六輔さんの話をするときは、笑いが絶えないという。
「こうして笑いながら話せることが父の目指した大往生だった――いまはそう思えるんです」
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