2018年11月22日 11:00
小山内美江子 金八先生脚本家が語る「アンチ終活のすすめ」
基本的には月に一度、仕事の行き帰りにわが家へ寄り道したり、『元気にしてる?』とたまに電話をかけてきたりする程度。離れていても親子のつながりは変わらないし、お互いに“今”を悔いなく生きることに精一杯だもの!」
こうして始めたボランティアも、気付けば28年。長きにわたって海外ボランティアを継続できたのは、仲間という心強い存在のおかげだという。
「旧友の女優・吉行和子さん(83)や『金八先生』第6シリーズに出ていた上戸彩(33)がポンと大金を寄付してくれたり、いろんな人が協力してくれました。私には“ニセ娘”がたくさんいるんです。私の身の回りの世話をしてくれるスタッフが日曜日だけおらず、私ひとりになるのを心配して、毎週交代で来てくれています。それほど心配されてるんだと思えば、私もみんなを安心させる程度には元気でいなければ、と気合も入ります」
いっぽうで、JHPを共に立ち上げた盟友・二谷英明さん(享年81)をはじめ、何人もの旅立ちを見送ってきた。
「次は自分の番でしょうね。
でも、自分の思うような生き方を貫いてきたから、それでいい。ただ、あれをやらないで失敗したと思うのはつまらないですよね。