2018年11月23日 06:00
希林さんロス癒した涙の帰郷…本木雅弘の母が語る家族食事会
《希鏡啓心大姉(ききょうけいしんだいし)》、樹木希林さん(享年75)の戒名は芸名と本名・内田啓子から1文字ずつ取ったものだ。また生前よく話していた「役者は人の心を映す鏡」という言葉も盛り込まれているという。
東京都港区にある寺院・光林寺に、日本中から愛された名女優は眠っている。秋も深まり、境内には枯葉が舞っていたが、頻繁に掃除されているためか、戒名が刻まれた墓石の周辺に葉は落ちていなかった。
希林さんの四十九日忌法要が行われたのは10月末のことだったという。希林さんの仕事関係者は言う。
「9月30日に光林寺で営まれた本葬儀には芸能関係者が約500人、一般参列者1千人が集まるという盛大なものでした。しかし四十九日忌法要は本木雅弘さん(52)・也哉子さん(42)夫妻と3人のお子さんたちなど、ご家族だけで執り行いました」
本葬の後にお骨は一度遺族たちにより持ち帰られており、四十九日忌法要後に納骨された。
前出の仕事関係者が続ける。
「夫の内田裕也さん(79)は車椅子を使っていますし、お墓まで連れて行くのは大変だったので、少し離れた場所から納骨を見守りました。参列者を最小限に絞ったのは、“自分たちだけで静かに希林さんを偲びたい”というご家族の強い意向だそうです。