2018年12月3日 11:00
ジャルジャル挑戦の15年間 ダウンタウンの再来と言われた才能
12月2日に漫才の日本一を決める大会「M-1グランプリ2018」が行われ、霜降り明星が優勝。ラストイヤーとして挑んだジャルジャルは、3位に終わった。
挑戦を続けた15年だった。高校時代の同級生だった後藤淳平(34)と福徳秀介(35)によるコンビで、02年にNSCを卒業。03年4月から正式に活動をスタートさせたが、当時から注目を集めていたという。
「NSCのときから、すごい奴が入ってきたと話題になっていました。型にはまらないスタイルで、他の生徒と比べても才能は群を抜いていました。ダウンタウンの再来とまで言われ、誰もが『次世代を担っていく存在』と絶賛するほどでした」(お笑い関係者)
05年にBGO上方笑演芸大賞で新人賞を受賞すると、その後も賞レースを総なめにしていった。
そんな2人にとって、「M-1」は特別なものだった。
「NSC時代の02年に『M-1』初出場したのですが、まさかの1回戦敗退でした。リベンジを誓い、毎年のように出場。10年に初めてファイナルへと進出しましたが、一歩届きませんでした。昨年は特に鬼気迫る様子で、最終決戦進出を逃した際は福徳さんがうずくまって……。その後の特別番組では号泣してしまい、視聴者も思わず涙するほどでした」