2019年2月18日 11:00
少女時代スヨン出演 原作者・吉本ばなな絶賛した日韓共同映画
(C)2018 「Memories of a Dead End」 FILM Partners
話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、作家・吉本ばななの同名小説を原作に、日韓共同で製作された映画『デッドエンドの思い出』をご紹介します。
■映画『デッドエンドの思い出』(2月16日より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー)
国内はもとより海外でも高い人気を誇る吉本作品のなかでも、作家自ら最高傑作と語る短編小説の初映像化。アイドルグループ少女時代のスヨンが、婚約者を追いかけ名古屋へやってくる韓国人女性・ユミを演じています。
「小説のなかの人が出てきたみたいに原作のまんま。スヨンさんの演じたユミには説得力があった」
そう絶賛したのは何を隠そう吉本本人。その言葉のとおり、ヒロインの絶望感を繊細に演じるスヨンは、映画初主演とは思えないほどの堂々たる熱演ぶり。
いっぽう、傷心のユミに寄り添うカフェのオーナー・西山を演じたのは、BOYS AND MENの田中俊介。
その不思議な存在感は“エンドポイント(=行き止まり)”という名の小さなカフェのなんとも言えない空気を作り出すことに一役買っています。