2019年3月29日 20:02
電気グルーヴ特集番組を売名扱い『バイキング』に批判殺到
3月28日放送の『バイキング』(フジテレビ系)が、麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧容疑者(51)に関する騒動を取り上げた。その内容と、出演者のコメントに批判が集まっている。
『バイキング』ではまず、3月25日付で市民団体「依存症の正しい報道を求めるネットワーク」が、瀧容疑者の出演作の公開自粛や撮り直しの撤回を求める要望書を提出したことを紹介。
この団体は要望書で「いきすぎた自粛という名の私的な制裁は、薬物問題の軽減にはつながらず、むしろ有名人に対する見せしめで、薬物問題を抱えた人が怯え孤立化につながり、ますます相談できなくなり、問題を悪化させる」と訴えている。
しかしMCの坂上忍(51)は「説得力がない」と断じ、薬丸裕英(53)が「まず手を出すことがいけないのに、その罪をつぐなわずに『更生のほうに』と言っているように聞こえた」とコメントするなど、ほかの出演者も坂上に同調。
続いてライブストリーミングサイト『DOMMUNE』による、電気グルーヴの音楽を配信した特集の反響を取り上げることに。3月26日に5時間にわたり行われたこの企画は、累計で約50万人が視聴し、ツイッタートレンドは日本で1位、世界で4位を記録した。