2019年4月26日 06:00
ガラケー料金は値上げも!ドコモ「新プラン」で損する人が
「最大4割値下げ!」
4月15日に携帯電話やスマホの国内契約者の4割近くを占めているNTTドコモが、新料金プランを発表した。総務省の家計調査によると、’17年に1世帯あたりの年間通信料は10万円を突破。年々、通信費の家計に占める割合が増している。最大手のドコモの通信料金の値下げは、家計の赤字を救ってくれるのだろうか――。
「率直に言って、ガッカリです」とは、ケータイの通信料金に詳しいITジャーナリストの三上洋さん。
「今回の新料金プランはデータ量が多くなるほど、値下げ率が低くなっていきます。データ量が1カ月3G~5GBまで高速の通信が可能になる、もっともユーザーが多いプランの値下げ幅24~20%だけ。1GBの契約であれば、3割ほど値下げになりますが、1カ月のデータ量が1GBまでというと、YouTubeを高画質で、約1時間30分ほど見ると上限に達してしまいます。
このプランは、スマホをLINEやメール以外の用途で使わない人に限られるでしょう」(三上さん・以下同)
“4割引”という言葉が独り歩きをしているが。
「『みんなドコモ割』が利用できる3人以上の家族が、データ容量の少ないプランも含めて契約し直した場合などに限られます。