2019年5月12日 14:09
生放送で胸触り性別確認…「人権感覚欠如」番組に非難殺到
5月10日に放送された関西地域のニュース番組「かんさい情報ネットten.」(読売テレビ)で、“見た目では性別を判断する事ができない人”の性別を知るために胸を触ったり保険証を提示してもらうといったシーンが。その場でコメンテーター・若一光司氏(68)が「許しがたい人権感覚の欠如」と激怒し、ネットでも番組への非難の声が殺到している。
問題となったのは「迷ってナンボ!」というコーナーだ。そのなかでとある店員から「店の常連が男性なのか女性なのかがわからない」という依頼があり、その常連客に性別を確認するという流れになった。
するとレポーターの藤崎マーケットは常連客の性別を知るために、恋人の有無や下の名前を聞くなどプライベートに関する質問を開始。さらには胸を詮索する場面もあった。結果、保険証を見せてもらうことで“解決”と相成った。
しかしVTRの放映後、若一氏は「男性か女性かという聞き方、許しがたい人権感覚の欠如ですね」「個人のセクシャリティにそういう形で踏み込むべきじゃない」と叱責した。
スタジオは一斉に黙り込んだが、若一氏は続けて「こんなもんよう平気で放送できるね。報道番組として、どういう感覚や。