「人権感覚欠如」と非難殺到の番組、謝罪するも騒動やまず
コーナーの内容から「人権感覚の欠如」と非難の声が殺到した『かんさい情報ネット ten.』(読売テレビ)で5月13日、出演者らが謝罪した。しかし説明が十分ではなかったために、改めて厳しい声が。いまだ騒動はやみそうにない。
ことの発端は、10日に放送された『迷ってナンボ!』というコーナー。レポーターの藤崎マーケットが“見た目では性別を判断できない人”の性別を知るため、胸を触ったり保険証を提示してもらうといったシーンがあった。するとVTR放送後、コメンテーターの若一光司氏(68)が「許しがたい人権感覚の欠如」「報道番組として、どういう感覚や。ちゃんと考えろよ!」と叱責したのだ。
13日の放送では中谷しのぶアナウンサーが「街で出会った一般の方のプライバシー、そして人権への配慮を著しく欠いた不適切な放送をしてしまいました」と話し、「取材に応じてくださった皆さまにご迷惑をおかけしただけではなく、見てくださっている皆さまにも不快な思いを抱かせてしまいました」と謝罪した。
中谷アナに続いて当日の解説デスクを担当していた小島康裕氏と、番組の責任者である報道局長・乾左登司氏も謝罪。また再発防止と信頼回復に努めるため、「迷ってナンボ!」は休止するとアナウンスされた。
藤崎マーケットも14日にTwitterで謝罪。田崎佑一(38)は《ディレクターの指示の上やっていたとしても現場でロケ自体を止める事が出来たし止めるべきだったと反省しています》とつづり、トキ(34)も《違和感には気づいておりましたのでその場でカンペに口出すか編集にも立ち会うかすべきだったと今は後悔しております》と反省した。
しかし番組への厳しい声が止まない。というのも田崎が「ディレクターの指示の上」の放送と明かしているため、ネットでは「制作側の責任を追及すべき」といった声が上がっているのだ。
《面白い、面白くないはタレントの能力ですが、企画の良し悪しはディレクターの責任でしょう?タレントが謝ることをよしとする風潮も気持ちが悪い》
《制作に関わった人たちは謝罪どころか画面に出てすら来ない。立場が下の人に全部責任を押し付けるとか、最悪すぎない?》
また「どうしてこの内容で放送されることになったのか」といった経緯の説明を求める声も上がっている。
《なんでああなってしまったのかの説明が無くて残念。あと、不快というよりは、恐怖を与えたよね》
《いい機会だからトコトンこの問題を掘り下げてほしい。そうしてはじめて番組の信頼を取り戻せるのではないか》
《調査結果を番組で紹介してほしい。きっと役に立つ情報になる。スタッフに、これはよくない、と思ったり、発言したりした者はいなかったのか、なぜ言えなかったのか、上司は考慮しなかったのか、チェックする部署はどう判断したのか。報道の姿勢を考える重要な機会だと思う》
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