2019年9月2日 06:00
山下真司「泣くのを見られたくない。ラグビーW杯は自宅で観戦」
「自分にとってでかい作品でしたね。放送から35年もたっているのに、こういうふうにインタビューを受けるとは思っていなかったから。僕の喜ばしいキャリアです」
そう話すのは、ドラマ『スクール☆ウォーズ』で主人公の滝沢賢治を演じた山下真司(67)。9月にラグビーワールドカップの開催を控えている日本。ラグビーといえば『スクール☆ウォーズ』を思い出す人も多いはず。この伝説のドラマが、DVD BOXでよみがえる!
本作は、校内暴力で荒れる高校の弱小ラグビー部を、熱血教師の滝沢が全国大会優勝へと導く実話に基づいたドラマ。泣き虫先生・滝沢を演じるうえで最大の苦労は、“泣く”ことだったという。
「最初台本を見たときに『賢治、涙する』っていうのが多くて、こんなに泣くのかよって思ったのはすごく覚えています。
実際苦労しましたしね。でも、そのうちに涙するって書いてないのに涙したり。それぐらい心が敏感になってね。そしていまだにその涙もろさがぬぐわれていないという……」
先日、秩父宮ラグビー場で観戦したときも、白熱する戦いに感極まり、涙を流してしまったそう。
「それを横にいたお客さんに見られてしまって『山下さん、本当に泣き虫なんだね』って言われて、恥ずかしいなって(笑)。