くらし情報『『桜を見る会』後援者招待「慣行だったから」で許されるのか』

2019年11月13日 20:48

『桜を見る会』後援者招待「慣行だったから」で許されるのか

(写真:アフロ)

(写真:アフロ)



「従来の“慣行”として、長年行われてきています。私どもが野党だった時の政権(鳩山政権)もこうしたことを行ってきています。それはやはり“慣行”だったんだろうというふうに思います」

11月13日、『桜を見る会』の中止を伝える会見でそう語った菅義偉内閣官房長官(70)。税金を使って行われる内閣総理大臣主催の『桜を見る会』に、与党の後援会関係者を多数招待していた問題。多くの批判を受けて、政府は来年度の会を中止することを決定したが、それを伝える会見で菅氏が何度も使ったのが「慣行」という言葉だった。

会見でこの問題について語ったのは、記者との質疑応答を含んで18分弱。その間、菅氏は7回も「慣行」という言葉を繰り返した。他にも「慣例」や「長年」といった言葉、さらには「いままでずっとそういう形」などの表現を多用。
『桜を見る会』への後援会関係者の招待は、現政権だけではなく、過去の政権でも行われていたことを強調した形だ。

だが、具体的にどこからどこまでが「慣行」だったのかは、菅氏は明らかにはしていない。ここ20年、自民党以外の政権下で『桜を見る会』が行われたのは’10年の鳩山政権のときだけ。

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