2020年2月27日 11:00
岡村孝子 白血病治療支える長女との絆「毎朝手をつないで…」
「姉はいま、無菌室に入っています。母と姉の娘がそばについているのですが、母はもう年も年ですから……」
おそらく無菌室での看病の中心になっていたのは長女だったのだろう。岡村は’97年にプロ野球選手だった石井浩郎氏(55)と結婚したものの、’03年に離婚。シングルマザーとして生きる道を選んだ。それ以来本誌は幾度か岡村をインタビューしているが、そのたびに、彼女はひとり娘との絆を語ってくれていた。
《(離婚して)東京から郊外に引っ越したのですが、その夜、星がとてもキレイだったんです。幼かった娘と、それを眺めながら『これからどうなるんだろう』と、不安に思う一方で『これからがんばろう』という希望も、なぜかあって。そのときつないでいた娘の手の温もりは、今も忘れられません》(’13年5月7日号)
《ツアーなどで昼間一緒にいられなかったりすることもあるので、毎朝、学校に行く途中まで子供と手をつないで歩くことにしています。
(中略)シングルマザーだから“2人分”の愛情を、と考えたことはないけれど、娘が帰ってきたときは『会いたかった』とギュッと抱きしめたり》(’05年3月29日号)
22年間手を取り合って生きてきた岡村と長女。