2020年3月5日 11:00
入国規制ゆるゆるの加藤厚労相 義姉は民泊経営で売上数千万円
新型コロナ対策で連日批判を浴びている加藤厚労相(写真:時事通信)
トランクを引いた外国人のカップルが東京都杉並区内にある大きなマンションに入っていった。その姿に近所に住む男性がこう語る。
「このマンションでは“民泊”をやっていてね。コロナ騒動からは、(出入りが)だいぶ減ったんだよ。以前は欧米系やアジア系のお客たちで大繁盛していたよ。政治家の“加藤さん”が持っているマンションらしいけど……」
男性が言う“加藤さん”とは大臣も歴任した故・加藤六月氏(享年79)のこと。新型コロナウイルス対策で連日、会見を開いている加藤勝信厚生労働大臣(64)の岳父にあたる人物だ。麻生太郎副総理兼財務相が“ポスト安倍”候補の1人として名前を挙げたこともある加藤厚労相。
今回の騒動で顔を覚えた人も多いだろうが、全国紙の政治部デスクが次のように語る。
「コロナウイルスの対応では、リーダーシップも発揮できていません。『ここまで決断ができない人だったのか』と、官邸も頭を抱えています」
加藤厚労相は永田町では有名な“マスオさん”だという。
「大蔵官僚時代に、加藤六月氏に目をかけられて、加藤家に婿入りしたのです。