くらし情報『東村アキコ 新作“お稲荷さん”描いているときの“不思議体験”』

2020年3月25日 06:00

東村アキコ 新作“お稲荷さん”描いているときの“不思議体験”

(撮影:松蔭浩之)

(撮影:松蔭浩之)



「はじめに『漫画の原作になるような、お稲荷さんについての本を書いている人がいる』というお話を聞いたときには、新人漫画家さんやアシスタントさんを紹介するつもりでした。でも、原作を読んでいくうちに“ん?これは人に渡すのはもったいない”って思って、『私が描いちゃおう』と(笑)」

笑顔でそう語るのは、3月25日発売の描き下ろし漫画『稲荷神社のキツネさん』(光文社・町田真知子原作)を作画した、東村アキコさん(44)。

物語の主人公は、仕事にやりがいを見つけられない旅行代理店勤務のサラリーマン・井上正助。ある日、稲荷神社にお参りに行くと、不思議な“キツネさん”に声をかけられる。そのキツネさんからお参りの心構えや、お金儲けの方法を指南してもらい、自身の“才能”に目覚めていくーー。

『偽装不倫』『東京タラレバ娘』など、多くの人気作を生み出した東村さんが、今回なぜ『お稲荷さん』を描くことになったのか。

「3年ほど前から習っている茶道がきっかけなんです。一緒にお着物や歌舞伎を見に行ったりするような、和の文化に詳しい知り合いがいっぱいできると、不思議と“お稲荷さん”という言葉を聞くようになって」

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