2020年5月12日 17:00
“コロナ離婚”を回避する夫婦間ディスタンシング(JINSEIのスパイス!第74回)
【今週の悩めるマダム】
共働き夫婦なのですが、夫も私もテレワークになり、かれこれ3週間、四六時中一緒です。毎日三食ご飯を作って家事をこなしながら仕事の納期もあり、忙しくて頭がおかしくなりそうです。なのに、夫からは感謝の言葉がひとこともありません。むしろ、コロナのストレスで八つ当たりしてきます。(千葉県在住・40代主婦)
フランスでは、ロックダウン解除後にコロナ離婚で別れる夫婦が激増するだろうと囁かれています。そのいっぽうで、コロナベイビーが増えるとも言われています。ずっと家の中ですからね。仲よくするか、仲たがいするかどっちかというわけです。
いまいちばんの問題は、コロナDVと言われていますね。外出制限は密室を生み出しますので、夫婦間のDVだけじゃなく、児童虐待も増えているようです。そんななか、フランスの警察は薬局と連携をとりました。DVを受けている人はまず薬局に逃げ込み、こっそり相談するというシステムを構築したのです。1人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうことが大事なのだそうです。
さて、そこで僕からの提案です。ご主人と話し合って、役割分担をすることはできないものでしょうか?まずは自分も仕事があるのだとしっかり相手に分からせることが大事。