くらし情報『10万円給付金「7月給付の覚悟を!」荻原博子が問題点を指摘』

2020年5月15日 15:50

10万円給付金「7月給付の覚悟を!」荻原博子が問題点を指摘

10万円給付金「7月給付の覚悟を!」荻原博子が問題点を指摘


4月30日、新型コロナウイルスの経済対策として、「特別定額給付金」という1人10万円の一律給付が正式に決まった。早い地域では5月1日からオンライン申請が、青森県西目屋村などはすでに支給が始まったという報道も。

「『もうすぐだ』と安心した方もいると思います。ですが、そんなに早くもらえるでしょうか」と話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さんだ。荻原さんが一律給付10万円についての問題点を指摘するーー。

■首相の発言とは異なり、多くの場合7月になると覚悟して

不安の原因は’08年のリーマンショック、当時の麻生内閣が支給した1万2,000円の「定額給付金」です。実は最近、当時の資料を見て驚きました。給付が決まったのは’08年10月30日ですが、始まったのは早くて’09年3月。
もっとも遅い地域は5月28日です。給付開始まで7カ月もかかったのです。

今回は安倍首相が「5月中の給付開始を目標」と言うとおり、一刻も早く支給され、’08年と同じ轍を踏まないことを願うばかりです。

とはいえ、一律10万円も紆余曲折がありました。安倍首相が「強大な経済対策」に言及したのが3月17日。4月7日には東京など7都府県に緊急事態宣言。

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