2020年5月17日 11:00
ミルクボーイ駒場夫妻の“鉄則”「一緒にトレーニングで楽しむ」
「初対面から仕事の夢を熱く語るし、すごく気合の入った、酒の強い人だと思いましたね。僕がおごるつもりだったので、飲み放題じゃなかったら、財布が心配になって話に集中できなかったかも」
そう話すのは、昨年12月、吉本興業主催の若手漫才師コンクール「M-1グランプリ」で史上最高点をたたき出し、頂点に輝いたミルクボーイの駒場孝さん(34)。その隣に座る妻でフードコーディネーターをしているユキさん。
そんな2人が選ぶ店は、つねに「飲み放題」がお約束。出会いから4年、結婚後も駒場さんは本業で稼げず、スポーツジムのアルバイトで月収6万円ほどだったという。
「彼女の稼ぎで暮らす月もありました。そんなときは僕が彼女の仕事を手伝って、大きな荷物を運んだりして。まわりの人には弟子と思われてたんちゃうかな。
2人の間では、忙しいほうの仕事をもうひとりがフォローする、というスタイルなんです。M-1の直前は、彼女が僕の相方のセリフを覚えて、ネタ合わせにずっと付き合ってくれました。優勝を決めたあの“コーンフレーク”ネタ、じつは彼女もそらんじられるんですよ」
現在は、コロナの影響でユキさんの仕事が激減。駒場さんがお返しをする出番が回ってきた。