2020年8月25日 18:36
雅子さま 天皇陛下と取り組まれる「コロナ禍の水害対策」
(C)JMPA
天皇皇后両陛下は8月20日、水の防災についての国際会議をオンライン聴講された。
コロナ禍における各国の水害対策などが話し合われた会議は2時間半にわたって英語で行われ、両陛下はメモをとるなど熱心に話を聞かれた。天皇陛下は会議の終了後に「大変意義のある会議でした。世界各国が手を携えてこの困難を乗り越えてほしい」と述べられたという。
「水問題」といえば、天皇陛下のライフワーク。6月にも水問題の研究者である廣木謙三政策研究大学院教授を赤坂御所に招き、手洗いの有用性や水害発生時の影響など、新型コロナと世界の水問題について説明を受けられていた。このときは、天皇陛下単独でのご進講だった。
しかし今回、天皇陛下と雅子さまはご一緒にオンライン会議を聴講された。
「コロナ禍により、避難や救出活動における感染拡大防止といった、新たな課題が生まれています。国民の暮らしに密接に関わる問題として、コロナ禍における水害問題についてお二人で取り組まれたいという強い思いがあったのではないでしょうか」(皇室担当記者)
7月上旬に熊本県を中心に発生した集中豪雨について、心を痛めていらっしゃったという両陛下。