くらし情報『共働きでもお金が貯まらない夫婦の共通点「夫婦の財布が別々」』

2020年9月18日 11:00

共働きでもお金が貯まらない夫婦の共通点「夫婦の財布が別々」

共働きでもお金が貯まらない夫婦の共通点「夫婦の財布が別々」


「夫婦がそれぞれ仕事をしていて、世帯収入はけっこうあるはずなのに、共働きの方から『生活が苦しい』という相談を受ける機会が少なくないんです」

こう話すのは、財産コンサルタントとして活躍する“マネーのプロ”中島典子さん。’18年度の政府の家計調査では、共働き夫婦の平均年収は約770万円。働き手が夫一人の世帯より120万円ほど多くなっている。

「年収が770万円あれば、しっかり家計を管理することで年間200万円程度の貯蓄ができてもおかしくありません。それが夫婦で貯金ゼロというケースも少なくないのです。そういった家庭の支出にはいくつかの共通点が見えてきます」(中島さん・以下同)

中島さんがまず挙げるNG習慣は「夫婦間での収入の把握がきちんとできていない」こと。

■共働き夫婦のお互いの収入開示状況(夫婦いずれも正社員として働いている夫と妻それぞれの収入について、収入の開示・報告をしているかを質問したもの。家計経済研究所の調査をもとに本誌が作成)

【夫の収入】

・詳細を開示:49.7%
・おおよそ開示:33.7%
・ほとんど開示していない:4.6%
・まったく開示していない:10.9%
・わからない:1.1%

【妻の収入】

・詳細を開示:37.1%
・おおよそ開示:36.6%
・ほとんど開示していない:7.4%
・まったく開示していない:18.9%
・わからない:0%

「詳細にお互いの収入を把握している」

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