ANAホールディングスの2021年3月期の連結純損益の見通しが5,300億円前後の赤字となりそうなことが21日、わかった。各メディアによると、ANAホールディングスは27日に予定している決算発表の場で赤字額について発表するという。
この金額はリーマンショック時の赤字額542億円を大幅に上回る過去最大のものとなり、かつてない危機を迎えることになりそうだ。
新型コロナウイルスの影響で、国際線を今年の5月から9月にかけて当初の運用計画と比べて9割減便・運休し、国内線は、回復傾向にあるものの依然厳しい状況が続いている同社。コロナ収束の兆しは未だ見えず、立て直しには時間がかかるとみられている。
そんななか、ネット上では、にわかに“伝説の銀行員”を待望する声が相次いでいる。平均視聴率20%越えの社会現象を巻き起こしたドラマ『半沢直樹』(TBS系)の主人公・半沢直樹だ。
劇中で数々の企業をその手腕で再建してきた半沢は、2020年版の第2部で破綻寸前だった帝国航空の再建を任されることに。
劇中では、帝国航空の現場に赴き隅から隅まで視察したうえで役員報酬の大幅カット、赤字路線の廃止や現場業務の縦割りの排除、パイロットの待遇見直し、従業員のリストラといった抜本的な再建案を提案していた。