くらし情報『小柳ルミ子 引退考えたコロナ禍「もう私の居場所はない」』

2020年10月23日 11:00

小柳ルミ子 引退考えたコロナ禍「もう私の居場所はない」

小柳ルミ子 引退考えたコロナ禍「もう私の居場所はない」


「デビューして50年、68歳の今がいちばん高い音が出せるんです。歌うことが本当に楽しくって」

可憐な黒のフレアスカートに鮮やかな緑のパンプス姿で、颯爽と現れた小柳ルミ子さん(68)。’70年に宝塚音楽学校を首席卒業し、NHK連続テレビ小説『虹』で女優デビュー。翌年『わたしの城下町』で歌手としても国民的人気を得て、今年、50周年を迎えた。

9月には、半世紀の生きざまや美についてつづった著書『もう68歳と思うのか、まだ68歳と考えるのか』(徳間書店)を出版。だが、今年のコロナ禍で、実は「芸能界引退」も決意していたという。

「この半年、私は地獄と天国を味わった気がします」と、その経緯を語ってくれた。

「芸能人生で初めて、4カ月間、仕事がまったくなくなり、ずっと自粛生活をしていました。
私たちは仕事をいただけることで表現の場が持てます。いわば“他力まかせ”。仕事への情熱はあるけれど、自分ではどうにもできないもどかしさを感じていました」

志村けんさん(享年70)のコロナ感染死にも衝撃を受けた。一緒に夫婦コントも演じた志村さんは、小柳さんが18歳のときに出会って以来、尊敬できる友達だった。

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