2020年10月31日 15:50
写真家100人の展覧会「東京好奇心」渋谷で見る都市の変化
(写真:Naoki HONJO)
話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は渋谷で開催されている、16の国・地域で活動中の写真家100人による展覧会へ行ってきました。
■「東京好奇心 2020 渋谷」Bunkamura ザ・ミュージアムにて11月12日(木)まで開催中
テーマは「好奇心」で、すでに’18年にパリで、’19年はベルリンで開催され、いよいよ今年、東京に凱旋しました。展示数は約200点。森山大道といった巨匠から若手までが参加しています。
会場内は「IDENTITY」「DIVERSITY」「HERE AND NOW」「TIMELESSNESS」の4つのキーワードで構成されています。
渋谷のスクランブル交差点のように東京を象徴する風景や、代々木公園のカラスといった何げない瞬間を切り取ったもの、東京で生きる人々の姿など、それぞれの切り口で東京が表現されています。
写真家の活躍するフィールドがフォトジャーナリズム、ファッションやアート系など多様なので、見ていて飽きません。
むしろその統一感のなさが世界から注目される都市・東京そのものを表している気がしました。