2020年11月6日 15:50
ネット通販で損をしないためには「購入前のお試し」を
コロナ禍の「新しい生活様式」にも盛り込まれた「通信販売(ネット通販)」。’20年8月には2人以上の世帯の50%が利用するなど、広がりを見せている(総務省)。とはいえ、実物に触れずに購入するのには不安がある。そうした不安を取り除こうと「お試し」の手段が増えているという。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。
■お試しできる商品は家電、靴、洋服など
まずはレンタルサービス「Rentio」の「そのまま購入」です。家電など試してみたい商品を、一定期間レンタル。使い勝手や利用頻度などを確かめて「やっぱり欲しい」と思えば、追加料金を払ってそのまま購入できる仕組みです。
新品ではありませんが、状態を見て決められますし、万が一お試し中に壊れてしまっても、負担は原則最大2,000円と安心です。
たとえば、シャープの「ヘルシオホットクック」は食材と調味料を入れて放っておくだけの自動調理鍋ですが、高額なこともあり、いきなり買うのは不安です。
そこでRentioだと14泊15日間レンタルで6,480円。気に入ったら、追加の4万円を払って、そのまま自分のものにできます。「せっかく買ったのに、使い切れずに放りっぱなし」