2020年11月13日 15:50
還元事業&コロナ禍で急増!キャッシュレス貧乏防ぐ5習慣
「便利だからと使っていたら、知らないうちに出費が増えて家計が大赤字になってしまいました」
そう嘆くのは、消費税増税にともなう「キャッシュレス・ポイント還元事業」をきっかけに、キャッシュレス決済を導入した共働き主婦の松本俊子さん(仮名・51)。交通系電子マネー「Suica(スイカ)」のアプリをスマホに入れ、スーパーの買い物や飲食店での支払いもスマホで“ピッ”。
「とにかくスマホさえあればいいのでラクなんです。しかも、このコロナ禍で、お金のやり取りをしないでいいので感染の防止にもなると思って、使う頻度がどんどん増えました。最初は残高がなくなるたびにお金をチャージしていましたが、頻度が増えたため、残高が7,000円を切ると5,000円が自動的にクレジットカードからチャージされる設定に……。そうしたら10月のSuicaの請求額がなんと5万円!電子マネーに集中した分、現金の支払いは減りましたが、先月より支出は全体で約2万円も増えていました」
キャッシュレス推進協議会の調査によると、ポイント還元事業をきっかけにキャッシュレス決済を使い始めた人は17%を超える。さらに20〜60代の約5割以上、70代以上の約4割が、頻繁に使うようになったと回答した。