くらし情報『岡田晴恵さん「冬は換気を!」コロナ警鐘鳴らし続ける意味』

2020年11月24日 13:57

岡田晴恵さん「冬は換気を!」コロナ警鐘鳴らし続ける意味

岡田晴恵さん「冬は換気を!」コロナ警鐘鳴らし続ける意味


「気温が低下して乾燥する冬を目の前にして、長期にわたるコロナ自粛から、国民全体が疲れているような気がします。私も疲れてヘトヘトですし。そんななかでは、どうしても予防対策に緩みも出てきてしまうと思います。そして冬が来たらと思うと……。新型コロナウイルスの流行も、医療の対応もとても心配なんです」

取材は10月末。感染が再び広がり始める前だったが、冬に新型コロナウイルスの感染が拡大する懸念を語っていたのは、感染症対策の第一人者としてコロナ禍のメディアにひっぱりだことなっている白鴎大学教育学部教授・岡田晴恵さん。

この数カ月、岡田さんのことを扱ったネット上や週刊誌の記事も多く掲載されてきた。さまざまな意見を受けながらも、新型コロナウイルス感染拡大について警鐘を鳴らしてきたが、どういう思いだったのだろう。


「やはり感染者を増やしたくなかった、ということです。感染者数が増えてしまうと、必ず高齢者や基礎疾患をもっているような方々に感染が広がってしまう。すると重症になる人が出てしまうし、増えてしまう。それを防ぎたかった。

だから、まずは感染者数をなるべく少なくしないといけない。市中感染というのですが、普通の街中で、どこでうつったのかわからないような、感染経路不明の感染者が増えてくると、流行を止めることはかなり難しくなります。

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