2020年12月9日 18:55
雅子さま 3年連続で言及された「虐待問題」リモート視察も模索
(C)JMPA
雅子さまは12月9日、57歳の誕生日を迎えられた。
誕生日に際してのご感想にでは、新型コロナウイルスによる影響を案じられるなか、こう綴られている。
《家庭内での暴力や子供への虐待が増加している可能性があるということも耳にしており、案じています。大きな禍に見舞われている社会の中で起こりやすい問題とはいえ、今後、皆が心穏やかに日々を過ごせるようになることを願ってやみません》
児童虐待は、雅子さまがこれまでも強い関心を示されてきた問題だ。’18年に発表されたお誕生日に際してのお言葉には、このような一節が綴られていた。
《最近、国内では、子供の虐待や子供の貧困など、困難な状況に置かれている子供たちについてのニュースが増えているように感じており、胸が痛みます》
さらに昨年、56歳のお誕生日に際してのお言葉でも《プラスチックゴミなど多くの環境問題や、日本国内の貧困や子供の虐待などの問題、また、世界で紛争や内戦が続いていることなどにも心が痛みます》と言及されている。
3年連続で、児童虐待への憂慮を示された雅子さま。「子供の虐待を防ぎたい」というお気持ちを、繰り返し訴えられているのだ。