くらし情報『社労士語る主婦の就活“スキルの棚卸し”できていない人も』

2020年12月12日 11:00

社労士語る主婦の就活“スキルの棚卸し”できていない人も

社労士語る主婦の就活“スキルの棚卸し”できていない人も


「結婚退職をしてから、しばらく専業主婦をしていましたが、周りからは○○ちゃんのお母さん、○○さんの奥さんと呼ばれて、『私には顔がなくなったのか』と、いつもモヤモヤしていました」

そう振り返るのは、グロースサポート社労士事務所所長の田邊雅子さん。’11年に社会保険労務士の資格を取得し、翌年、事務所を開設した。

田邊さんは大阪で中学校の教諭として勤務した後、結婚・転居にともない退職。子育てに専念中もアクティブに働いた。子どもがまだ幼いころ、「主婦の就職」をテーマにした本を購入し、そこで指南されているとおりにトライ。自宅から自転車で通える距離にある図書館に、自己PRの手紙を書いて送ったという。

「『私は司書教諭の資格を持っております。近くに住んでいるので、お忙しいときには声を掛けてください』といったことを書きました。
数カ月後、採用の返事が来て、3年間図書館の司書として働きました」(田邊さん・以下同)

次に大学の研究機関で教授の秘書を10年ほど続けたという田邊さん。仕事の内容は講義の準備、来客の対応、学会などイベントのアレンジ、留学生のお世話など多岐にわたった。そのなかで、仕事に必要なあらゆる資格を取得するようになる。

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