くらし情報『都のPCR検査数は大阪の約6割 なぜ少ない?東京都に聞いた』

2021年4月15日 17:34

都のPCR検査数は大阪の約6割 なぜ少ない?東京都に聞いた

都のPCR検査数は大阪の約6割 なぜ少ない?東京都に聞いた


新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない大阪府は13日、新規感染者数が初めて1,000人超えを記録。東京都も火曜日で500人を超えたのは、緊急事態宣言中の2月2日以来初めてとなった。

東京都も感染拡大中ではあるが、大阪に比べるとまだ緩やかな増加傾向にある。そのため、一部ネット上では、「東京都は五輪開催のために意図的に検査数を減らしているのではないか」との憶測が飛び交っている。

実際に、12日時点での集計では、東京の検査実施件数は7日が8,014件(大阪は1万242件=以下同)、8日は8,480件(9,204件)、9日は8,857件(9,733件)、10日は4,650件(1万2,164件)、11日は1,619件(1万568件)。5日間の合計は、東京が3万1,620件、大阪は5万1,911件と、東京は大阪の約0.61倍だ。

これは、東京の検査能力が足りないわけではない。東京は昨年11月、1日の検査能力を最大で約6万8,000件確保したと発表している。
検査能力は余っているのに、大阪に比べてこれほど検査数が少ない理由について、東京都福祉保健局感染症対策部の検査体制担当者に聞いてみた。

「まず、大阪と東京では検査実施件数の内訳が違うという点が一つ考えられます。

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