【秘蔵写真】吉永小百合76歳が語る「初めて」の仕事と恋
「ゆり子さんとはお互い素顔に近い状態でも自撮りしたんです。その写真は私のスマホに大切に保存しています」
そう話すのは、映画『いのちの停車場』(5月21日全国公開)で、主演作が122本目となった吉永小百合(76)。在宅医療をテーマにした、いのちの大切さを考えさせられる作品だ。劇中の2人での自撮りシーンが印象的だった石田ゆり子とは11年ぶりの共演だという。
「彼女とは、私たちが『アニキ』と慕う天海祐希さんと3人でよく食事に行っていたんですよね。おいしいものを食べながら、たわいもないお話をする仲なんですよ」
意外にも初の医師役となった今作にちなみ、いろんな「初めて」を聞かせてもらった。まずは初演技のころのお話。
「小学6年生で、ラジオドラマ『赤胴鈴之助』に出たのが最初でした。
忙しい方たちばかりが集まっていたので、収録はいつも夜中。終わるとアイスクリームをもらえるのがうれしくてやっていました(笑)。中学を卒業して日活に入ると、翌年には年に16本の映画に出演していまして、家に帰る時間もなく、撮影所の控室で仮眠をとるくらいの毎日。とても眠かったのを覚えています」
一方、最近のプライベートでの「初めて」