2021年7月11日 15:50
【ポップな心霊論】「天才肌の人は“幽霊がいる場所”を好む説」
(イラスト:マユボンヌ)
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【天才肌の人は、幽霊と一緒だと居心地がいいのかもしれません】
吉本の社屋に、たくさんの幽霊がすみついている部屋があります。
主にナレーションの録音をするところなのですが、狭いスペースに10人くらいの幽霊がずらっと並んでいて、すごく異様な雰囲気です。
僕も以前、幽霊に見下ろされながら原稿を読んだ経験があるので、その部屋にはなるべく近付かないようにしています。
でも、吉本の先輩のなかには、この部屋をすごく気に入ってる人もいるらしいんですよね。
それが、ロバートの秋山さんと野性爆弾のくっきー!さん。2人とも「静かでいいやん!」と言って、よくこもって作業しているんだとか。
その話を聞いたとき、天才肌の人って、幽霊がいる場所を好む性質があるのかもと思いました。
推測ですが、いわゆる「ゾーンに入る」というのは、死んでいる人たちと、精神的に近いところがあるんじゃないかなと。