2021年7月23日 11:00
定期預金の利率を上げる「懸賞付き預金」と「ネットバンク」
長期的な目でお金を増やしたいけれど、株をやるリスクはとりたくない。かといって、定期預金はウマくない……。そんな思い込みは払拭しよう!経済ジャーナリストの荻原博子さんがお得な定期預金を解説ーー。
■懸賞付きやネットバンクは狙いめ!
給料が上がりません。’21年の春闘は平均賃上げ率が1.78%。国が賃上げを促す“官製春闘”が始まった’14年以降で、最低の賃上げ率でした(7月5日・連合)。
これほど実体経済がボロボロなのに、なぜか株価はおおむね高値を維持しています。そのため、投資を勧める声もありますが、私は実体経済と乖離した“株だけ高”は先行きが予想できず、投資の初心者がなけなしのお金をつぎ込むのは危険だと思っています。
こんなときこそ、定期預金を見直しましょう。利率0.002%の一般的なものとはひと味違う、お得な定期預金をご紹介します。
【懸賞付き×定期預金】
懸賞の付いた定期預金が人気です。「1等は現金10万円」などの太っ腹定期には期待が膨らむでしょう。
■杜の都信用金庫「懸賞付定期預金 杜の都でっかい夢定期」
〈預入金額〉:20万円以上2,000万円以内
〈利率や特典〉:20万円で抽選権1本・10万円×100本、3万円×175本が当たり、最高賞金100万円
〈募集締め切り〉:9月30日
■青い森信用金庫「懸賞金付定期預金 開運宝船」