くらし情報『「敗退選手は指示に従うのか?」感染症専門家が指摘“五輪バブル穴”』

「敗退選手は指示に従うのか?」感染症専門家が指摘“五輪バブル穴”

空港で抗原検査をすり抜けてきたと思われる選手村に滞在選手たちの感染が明らかになっている

空港で抗原検査をすり抜けてきたと思われる選手村に滞在選手たちの感染が明らかになっている



「パンデミックの真っただ中に、全世界から9万人もの五輪関係者を東京に招き入れることは、人類史上、前代未聞のこと。世界の新型コロナウイルスの変異株が見本市のように持ち込まれる可能性があります。感染者が急増することになれば、新たな“東京五輪株”のような変異株が生まれる可能性は、十分にありえるのです」

このように警鐘を鳴らすのは、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さんだ。

国境を越える感染症の広がりを研究する渡航医学に詳しい、関西福祉大学教授の勝田吉彰さんも、同様の危機感を募らせている。

「これまでも、メッカの巡礼からの帰還者が持ち込んだ髄膜炎菌やMERSが複数のイスラム教国に飛び火したり、米国外からディズニーランドにきた観光客が持ち込んだ麻疹が全米に広がったりしたことがあります。同じ目的を持った大勢の人が1カ所に集まる“マスギャザリング”という現象が起こると、感染の範囲が広がり、結果、変異株が発生するリスクとなります」

こうした懸念に、政府や五輪組織委員会は「安心安全」と繰り返すばかりだが、対策はほころびだらけだと、上さんは指摘する。

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