くらし情報『「笑ってはいけない」も?BPOが痛み伴う笑い審議で広がる波紋』

2021年8月26日 19:26

「笑ってはいけない」も?BPOが痛み伴う笑い審議で広がる波紋

「笑ってはいけない」も?BPOが痛み伴う笑い審議で広がる波紋


8月24日、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」が放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会で審議されると決定した。

BPOとは、’03年にNHKと民放連によって設置された第三者機関。BPOの発表によれば、《視聴者やBPOの中高生モニターから、出演者に痛みを伴う行為を仕掛け、それをみんなで笑うような、苦痛を笑いのネタにする各番組は、「不快に思う」、「いじめを助長する」などの意見が継続的に寄せられてきていること等を踏まえ、委員会で視聴者意見が寄せられた複数の番組を視聴した上で討論した》と記している。

また《個別の番組を対象とするものではない》とも説明しており、テレビ局の担当者との意見交換などを通じて1つのテーマとして審議すると、各メディアで報じられている。

ネット上では《もっと早くにBPOは動くべきだった。遅い!良き方向に向かってくれ!》《個人的には「ついに!」って感じだ》と賛同する声もあれば、《議論の対象が抽象的過ぎるのでは》《今更?》と訝しがる声もあり賛否両論のようだ。

BPOの発表では「個別の番組を対象としない」とある。だが実際に“炎上”したバラエティ番組もあり、制作に大きく影響する可能性がありそうだ。

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