くらし情報『働きながらの遠距離介護…負担を減らすために使える制度6』

2021年9月22日 11:00

働きながらの遠距離介護…負担を減らすために使える制度6

働きながらの遠距離介護…負担を減らすために使える制度6


老後資金に2,000万円必要とささやかれ始めて久しいが、それはあくまで自分の話。「親の介護」まして「遠方にいる親の介護」のお金は、また別で計上したほうがいいだろう。いざというときに困らないように、考えておこう。

そこで、遠距離介護にかかるお金を、人気イラストレーター・上大岡トメさん著『マンガで解決親の介護とお金が不安です』の監修をしたファイナンシャルプランナー・黒田尚子さんが、寄せられた相談を例に教えてくれた。

【ケース1】働きながらの介護、使える制度は?

〈Q〉東京で仕事をしながら、大阪の両親を介護したい。利用できる支援制度はありますか?

〈A〉介護と仕事の両立は苦しいものですが、早まって仕事を辞めてはいけません

「次の公的制度や親の地域の支援サービス、そしてあなたの勤め先独自の支援制度などをよく調べて、遠慮なく活用することで、少しでも介護の負担を減らせるように支援を受けてください」(黒田さん・以下同)

[公的支援]

介護休業:申し出ることにより、要介護状態にある家族1人につき3回を上限として、通算93日まで、介護休業を申請することができる。

介護休暇:介護する家族が1人であれば年に5日まで(2人以上は年10日まで)

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