くらし情報『川上麻衣子「せっかく『おしん』に出演できたのに覚えてないの」』

2021年11月8日 06:00

川上麻衣子「せっかく『おしん』に出演できたのに覚えてないの」

80年代は忙しく、女優になるために必死でしたと川上さん

80年代は忙しく、女優になるために必死でしたと川上さん



住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に大ブームとなったドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。

「最近、『おしん』(’83〜’84年・NHK)を再放送していたのですが、一視聴者として、客観的に楽しんでしまいました。じつは序盤の数週間、乙羽信子さん(晩年のおしん)の孫という設定で私も出演していたのですが、当時のことはまったく覚えていないんですよね。そのくらい’80年代は忙しく、女優になるために必死でした」

こう語るのは川上麻衣子さん(55)。女優業とともに現在、スウェーデンの小物を中心に扱う雑貨店を、都内で営んでいる。

「スウェーデンで生まれ、1歳のときに帰国したのですが、小3で戻ることになって。当時、坂本九さんの“スキヤキ(『上を向いて歩こう』)”や、キャンディーズの『春一番』(’76年)が、現地でも流れていたことを覚えています。
本当は2年ほどスウェーデンで暮らす予定だったそうですが、私が日本語を忘れ、すっかり生意気になってしまったことで、『このままでは日本になじめなくなる』と親が心配して、1年で切りあげることになったみたいです」

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