2021年12月26日 06:00
「ワンワンずっと続けたい」25年間演じる64歳声優語った番組愛
ワンワンのやりがいはずっと変わらず“赤ちゃんの笑顔を見ること”だ。
「ワンワンの姿を見て、赤ちゃんがニコッと笑って触ろうとしてくるだけで、もうほんとに幸せ!(チョーさんの姿で)街中を歩いていても、ワンワンの歌を歌ったり、人形を持っている子がいると、思わず『ありがとうね』と言いたくなります。絶対にしませんけどね(笑)」
実際にチョーさん自身が常に“どうすれば赤ちゃんに楽しんでもらえるのか”を考え、アイデアを出し続けている。『スーパーワンのうた』や、ハンドパペット『パクパクさん・パクこさん』はチョーさんの提案をもとに生まれた企画だ。
さらに、ワンワンが見守るのは赤ちゃんだけではない。25年間にわたり、お父さんやお母さんと接するなかで、その変化をも感じてきたという。
「子供に対する愛情は、今も25年前も全く変わりませんね。ただ、最近は親同士のつながりのようなものが少し弱くなったような気がします。
たとえば、イベントで赤ちゃんが泣きだしてしまった時『いいよいいよ~』っていう空気になるのに、昔より時間がかかる。いろんな意味で“ゆるかった”昔に比べ、他人に頼りづらくなっているのかもしれません」