くらし情報『治療薬をもらえる人は限定的?流行はいつまで続く?医師が回答最新Q&A後編』

2022年1月20日 06:00

治療薬をもらえる人は限定的?流行はいつまで続く?医師が回答最新Q&A後編

那覇市のPCR検査施設の前には受験希望者の列が(写真:共同通信)

那覇市のPCR検査施設の前には受験希望者の列が(写真:共同通信)



急速に広がるオミクロン株。軽症の人が多いとはいうが、実際の危険性はどれほどで、どう対処すればよいのか?高知総合リハビリテーション病院院長で感染制御ドクターの小川恭弘先生と埼玉医科大学総合医療センター・総合診療内科・感染症科教授の岡秀昭先生に、最新の知見を教えてもらった。(オミクロン株の症状や、対策についてのQ&Aは前編を参照ください)

【Q1】風邪かコロナか曖昧なときはどうすればよい?

コロナ禍では、高熱やのどの痛み、咳、味覚異常などがある場合は、かかりつけ医や地域の相談センターに電話相談することが推奨されてきた。小川先生が話す。

「コロナか風邪か自分で判断できない場合、これまでと同様にまずは電話で相談してください。病院は基本的には患者さん、つまり“弱っており重症化リスクが高い人”が集まっています。そのような人々にうつす恐れが出てくるので、『いきなり病院に行く』のは避けるべきです。もちろん、持病の治療やがんの疑いがある場合などは、不要不急な外出と思わず、病院で診察・治療を受けるようにしましょう」

本当はコロナなのに、風邪と見過ごされてしまう可能性はないだろうか?

「コロナか風邪かわからないという方が来院された場合、現在では、『家族や周囲にコロナ患者は出ていないか』など診察前に書面回答でチェックすることが多いです。

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