2022年1月28日 06:00
元JAXA職員のアニメ『プラネテス』酷評投稿に賛否…「野暮」と批判殺到も科学考証求める声
現在、NHK Eテレで放送されているアニメ『プラネテス』を巡って、元JAXA職員の酷評ツイートが物議を醸している。
同作は漫画家の幸村誠氏の同名作品をアニメ化したもので、’03年にBS2で放送され19年ぶりの再放送となる。西暦2075年の宇宙を舞台に、宇宙開発にともなって発生する「デブリ」と呼ばれる宇宙ゴミを回収する業者たちの姿を描いている。アニメのクレジットには取材協力として、JAXAも名前を連ねている作品だ。
1月23日で第3話まで放送されたが、25日に元JAXA職員・野田篤司氏が次のようにTwitterで酷評したのだ(ツイートは全て、原文ママ)。
《今まで見ていなかったので、義務的に再放送を3話目まで見ているのだが何処が面白いんだ、このアニメ軌道力学的な考察が無茶苦茶なのは、まだ許せるが、主人公だあろう新人、もし私のところに配属されたら、速攻で、不適格者としてクビだ宇宙特にEVAを甘く見すぎている》
野田氏のプロフィールによれば、36年間JAXAで勤務し、’21年3月に定年退職。同年9月には人工衛星開発を手がける「Our Stars株式会社」の最高技術責任者に就任しており、同社は実業家・堀江貴文氏(49)