2022年1月29日 11:00
アベノマスク 再配布に希望者殺到も配送料は税金…止まぬ“税金無駄遣い”の声
希望者に無償配布することが決定していた“アベノマスク”。多数の希望者が殺到したものの、税金が費やされ続けたことに批判の声が再燃している。
各メディアによると、1月27日、安倍晋三元首相(67)は7,900万枚の在庫に対し2億8,000万枚の配布希望があったと明かした上で、「7,900万枚しかないので、量を区切って(配布する)ということになる」と語ったという。
厚生労働省のホームページを見ると、アベノマスクの配送費用については、《配送費用は国が負担するため、配布をご希望する方にはかかりません》と明記されており、配送費用には税金が充てられると見られている。
安倍氏が指揮官となり推し進められてきたアベノマスク政策。これまでも多額の税金が投入されてきたと、社会部記者は指摘する。
「安倍政権は約2億8,700万枚のアベノマスクを調達していましたが、実際にはその3割近くの約8,200万枚が配られずに倉庫に保管されていました。この8,200万枚の調達費用はおよそ115億円、保管費用は2020年8月から2021年3月までの間で約6億円にものぼっており、税金の使いすぎだと度々批判の的となってきました」