2022年3月15日 14:41
自民党大会“密”状態の「勝つぞ」コールで大声張り上げに国民たちの怒りの声
「それでは会場の皆様、そしてオンラインの皆様、心一ひとつに、我々の後に『勝つぞ』コールのご唱和をお願い申し上げます!」
鈴木貴子衆議院議員(36)は、3月13日に東京都内のホテルで行われた第89回自民党大会でこう述べ、公示と見込まれる日まで残り約100日と迫る参院選に向けて、党一丸となって勝ち抜くことを誓った。
問題視されているのは、党大会の終盤。参院候補者が紹介されると、その代表として4月の石川県参院選補欠選で公認された宮本周司参議院議員(50)が壇上にあがった。
「来たる参議院選挙での必勝、いや、完全勝利に向けて、我々衆議院も全力を尽くして参ることをお誓い申し上げます」と宣言する鈴木議員に続いて宮本議員も「4月の補欠選挙で必ずや私が勝利して、必勝の流れを作ります」と、意気込みを語った。
すると、鈴木議員は冒頭のようにコールの“ご唱和”を呼びかけると、宮本議員と声を揃えて「勝つぞー!」と拳を突き上げた。そして会場もそれに続き、「おー!」と声を張り上げたのだ。
自民党ホームページによると、党大会に集まったのは所属国会議員と各都道府県支部連合会の大会代議員等、合計約1,200人。