くらし情報『中森明菜 自らプロデュースしたファッション・メイクの斬新な魅力』

2022年4月17日 06:00

中森明菜 自らプロデュースしたファッション・メイクの斬新な魅力

中森明菜 自らプロデュースしたファッション・メイクの斬新な魅力


住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、憧れていたアイドルの話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’80年代”を振り返ってみましょう--。

■ファッションの斬新さは今も色あせません

『DESIRE-情熱-』(’86年)は、中森明菜にとって14枚目のシングルとなる。同曲が採用され、明菜自身も出演していたCDコンポ(パイオニア)のCMが、記憶に残っている人も多いはず。

レコードには、楽曲への自信の表れなのか「このレコードは可能な限り大音量でお聴きください」という注意書きが記されていた。

「前年に発表した『ミ・アモーレ』(’85年)に続き、2年連続で日本レコード大賞を受賞するという、史上2例目となる快挙を達成。明菜さんを、アーティストとしての絶頂期へと押し上げた名曲です」

こう話すのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(54)。

まず、この楽曲でインパクトを与えたのは、ボブのウイッグを身につけたヘアスタイル、そして独特のファッションだった。


「レコード(CD)のジャケット写真は着物姿でしたが、歌番組などで歌うときは、着物をアレンジしたような、和テイストをふんだんに盛り込んだ洋装。

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