2022年6月15日 15:50
家じまいで後悔しないためのポイント8 大型家具は自治体の無料処分制度を活用!
人生100年時代とはいえ、人はいつかは亡くなるもの。それは自分の両親だって例外ではない。旅立った家族との思い出を大切にしておくためにも、きちんと「家じまい」をしていこう。
そこで、今回は専門家の教えをもとに「後悔しない家じまい」について考えていきたい。あるじを失った実家を放置しておけば、思いもよらない出費がかさむだけでなく、残されたきょうだいの間での不和の原因にもなりかねない。そうした事態を避けるためのヒントはどこにあるのかーー。
■いったいどこから手をつける?家そのものを実際に整理しよう!
「家じまいの山場はやはり家財の整理です。特に先祖代々の物まで処分するのはメンタル的にも大仕事なので、モチベーションを維持しながら完遂するためには、事前の準備や工夫が必要です」
そう話すのは、ファイナンシャル・プランナーとして約1000件の家計の相談に応じ、自身も、現在まさに家じまいをしているという北見久美子さん。
北見さんが推奨するのは、やるべきことの「見える化」。まずは家の中を総点検し、ToDoリストを作成して、やりやすいことから始めるのが無難とのこと。
「家財の整理は力仕事ですから、陽気の穏やかな春や秋に着手するのがベスト。