くらし情報『「120万円騙し取られた」被害者が告白…給付金10億円詐欺の主犯に浮上した新疑惑』

2022年6月29日 11:00

「120万円騙し取られた」被害者が告白…給付金10億円詐欺の主犯に浮上した新疑惑

逮捕された谷口容疑者(写真:時事通信)

逮捕された谷口容疑者(写真:時事通信)



「谷口容疑者や太田容疑者らからなる詐欺グループは、持続化給付金で虚偽の申請をするよう名義人に依頼。そして“手数料”を詐取していました。給付金は1件100万円ですが、そのうち9割を手数料としていたケースも。被害総額は10億円に及びます」(全国紙記者)

コロナ禍で起きた10億円規模の給付金詐欺。その主犯格とされる2人の人物が6月22日に逮捕された。一人は家族ぐるみで詐欺に加担し、インドネシアに逃亡していた谷口光弘容疑者(47)。そしてもう一人は、東京・六本木で飲食店の店長を務めていた太田浩一朗容疑者(34)だ。

「この詐欺グループの申請名義人は36都道府県に及び、申請件数は約1千800件。
不正受給額としては過去最高と言われています」(前出・全国紙記者)

これほどまで詐欺を拡大させた“中心人物”が太田容疑者だった。

「2人が出会ったのは太田容疑者の飲食店です。太田容疑者は当初、客の谷口容疑者から誘われる形で名義人に。しかしその後、飲食店で培った人脈から、詐欺の中核を担う30~40代メンバーの多くを詐欺グループに引き入れました。羽振りのよい客には高級ウイスキーを提供して仲よくなり、誘い込んだといいます。

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