2022年7月26日 06:00
桜田淳子 統一教会に沈黙の裏で…芸能界復帰ライブが恩人急逝で絶望的に
14年に本誌が目撃した桜田淳子
――すみません、『女性自身』ですが、Aさんでしょうか?
(振り返って)「そうですけど……」
――安倍元首相が亡くなりましたが、統一教会でのご活動についてお話を伺えないでしょうか?
「『女性自身』でしたら、記者の○○さんとしか話しません」
7月下旬、都内のマンションから出てきた桜田淳子(64)の夫・A氏を本誌は直撃取材した。久方ぶりに見た彼は白髪交じりで、少し猫背気味に歩く様子は、時の流れを感じさせた。編集部にかつて在籍した記者の名前を挙げながらも、質問に答えることはなかった。
7月8日に発生した安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件。山上徹也容疑者(41)が繰り返し語っているのは、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への強い恨みだ。信者となった母親が1億円を超える献金をしたことで破産、家庭崩壊したと供述している。安倍元首相は統一教会と関係が深かったともいわれている。
そんな教会の“広告塔”として知られ、’92年に「合同結婚式」に参加して世間の注目を集めたのが桜田淳子だ。
芸能記者が当時を振り返る。
「山口百恵さん(63)、森昌子さん(63)と“花の中三トリオ”と呼ばれた桜田さんは、合同結婚式でAさんと結ばれ、以降は芸能界から遠ざかっていました」