【ポップな心霊論】「映画館の最後列に座っていたのに、後ろから…」
(イラスト:マユボンヌ)
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【映画館で僕と一緒に泣いていたのは……】
最近、『五等分の花嫁』という映画にハマっていて、もう何回も見に行ってます。
内容は、美少女の五つ子が同じ男のコに恋をして、一体誰が結ばれるのかというものなんですが、これがめちゃくちゃ泣けるんですよ。
僕は今のところ、毎回必ず号泣してます。しかも、誰に感情移入するかで見方が変わるので、見るたびに違う場面でうるうるしてくるんですよね。
先日、ついに8回目を見に行ったんですが、上映中、僕の後ろの席からも、しくしくすすり泣く声が聞こえました。
ただ、その泣き声がどんどん大きくなっていったんですよ。同士とはいえ、さすがに注意しようと思った瞬間、自分が座っているのが最後列だったということを思い出しました。
後ろには人が入れるようなスペースもないですし、それで「あ、死んでる人だ」と気付いたんですよね。
ただ、ほかのことに気を取られたくなかったので、とくに確かめることはせず、とにかく映画に集中することでやり過ごしました。
上映後、ようやく後ろを振り返ってみたのですが、もちろんそこには誰もおらず、幽霊の気配もありませんでした。
幽霊も号泣するほどいい映画なので、見ないと損だと思います!
【PROFILE】
シークエンスはやとも
1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
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