2022年10月28日 06:00
杉田政務官 総務省の中傷対策「知らない」と唖然の答弁連発「資格も資質もない」と怒りの声
(写真:アフロ)
杉田水脈議員(55)が10月26日、総務大臣政務官就任後初めて国会で答弁した。しかし、その発言内容が物議を醸している。
今年8月、内閣改造によって政務官に就任した杉田政務官。いっぽうTwitterでジャーナリストの伊藤詩織氏を中傷する投稿に“いいね”していたため、現在伊藤氏から損害賠償を求められている。10月20日の控訴審では、東京高裁が「限度を超えた侮辱行為で不法行為に当たる」として杉田政務官に55万円の賠償を命じた。
そんななか26日の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(倫選特)」で、立憲民主党の源馬謙太郎議員(49)は「(“いいね”したことで)伊藤さんがどういう気持ちを受けるか想像できなかったんですか」と尋ねた。ところが杉田政務官は「係争中でございますので、答弁を差し控えさせていただきたい」と返答。
そこで源馬議員は「#NoHeartNoSNSはご存じですか?」と質問した。
この#NoHeartNoSNSは、総務省が取り組んでいるSNSの誹謗中傷対策キャンペーンだが、杉田政務官は「存じ上げません」と回答した。
そのため源馬議員が#NoHeartNoSNSの趣旨を説明し、「総務省が行っている取り組みですよ。